ドアミラーコントロールユニットの故障の症状・原因・修理内容

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

ドアミラーコントロールユニットの故障とは?

ドアミラーコントロールユニットとは、電動ドアミラーの開閉や調整を行う制御ユニットのことで、ドアミラーカバーの中に開閉モーターやギアなどとともに、配線ケーブルがつながったプラスチック製の箱型の筐体の中に備わります。ドアミラーコントロールユニットに不具合があると、スイッチを操作をしても反応しない、シフトノブをリバースに入れてもドアミラーが連動して作動しない、ブラインドスポットモニターが作動しないなどの症状が生じます。ドアミラーコントロールユニットの寿命は長く、接触などで破損がなければ10年・10万kmくらいは問題なく使用できるようです。

ドアミラーコントロールユニットの故障の原因

ドアミラーコントロールユニットの不具合の原因は、長期の使用に伴う内部基盤の腐食や配線の異常です。

ドアミラーコントロールユニットの故障の修理内容と費用相場

ドアミラーコントロールユニットの不具合は新品のコントロールユニットの本体(ASSY=アッセンブリー:複数のパーツが一式組み上がった状態で交換するパーツ)交換で修理します。ドアトリムを外して配線カプラーを引き抜き、ドアミラーを外してから分解して新品のコントロールユニットと交換するだけの作業ですので、部品と内装外しやドライバーなどの工具があれば、作業に慣れた人なら自分でも修理ができます。 (山崎 龍)

費用相場 Case1

ミラー修理の交換パーツが「ドアミラーコントロールユニット」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に29,690円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:29,690 円

(11,880 円~67,500 円)

平均:21,830 円

(10,360 円~28,910 円)

交換パーツ ドアミラーコントロールユニット

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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