HIDバーナーの故障の症状・原因・修理内容

よくある度:

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記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

HIDバーナーの故障とは?

HIDバーナー(HIDバルブ)に不具合があると、ヘッドライトが点灯しなくなります。HIDバーナーはクルマの前端、ヘッドライトユニットの中にあり、明るく発光することで夜道やトンネルなど視界が悪いときに前方を照らします。HIDバーナーの形状は電球型をしています。HIDバーナーには電球と違ってフィラメントに相当するものがありません。その発光の仕組はバッテリーから流れてくる直流電流をバラストと呼ばれる安定器で交流に変換し、イグナイターという点火装置で2万ボルト以上に昇圧し、その電力をキセノンガスや水銀、ヨウ化金属を封入した石英ガラスで作られた管の内部で放電させることで、化学反応が発生して光源となります。HIDバーナーの寿命はおおむね2000時間程度です。

HIDバーナーの故障の原因

HIDバーナーの故障原因は経年劣化です。光量が低下したり、発光が不安定になり始めたら劣化がかなり進行しています。点灯時の負荷が大きいことからスイッチのオン・オフを繰り返すと寿命が短くなります。

HIDバーナーの故障の修理内容と費用相場

新品のHIDバーナーに交換することで不具合は解消します。それで症状が改善されないときはバラストやコンデンサーの故障を疑ったほうが良いでしょう。その場合は故障箇所の部品交換、もしくは本体(一式)交換で対応することになります。

費用相場 Case1

ライト類修理の交換パーツが「HIDバーナー」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に19,720円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:19,720 円

(16,200 円~92,360 円)

平均:13,800 円

(11,340 円~64,650 円)

交換パーツ HIDバーナー

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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