ETCの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
ETCの故障とは?
ETC車載器が故障すると、ETCカードを正しく認識できず、ETCが作動しなくなります。ETCはElectronic Toll Collection Systemの略で、クルマに搭載した車載器とETC専用ゲートの間を無線通信でつなぎ、高速道路や有料道路の料金所で停車することなく自動で通行料を支払うシステムのことをいいます。ETC車載器はカードリーダーを内蔵した箱型をしており、本体からアンテナ(受信機)を分離した別体式と、アンテナと本体を一緒の筐体にまとめた一体式があります。設置場所はアンテナが受信できる場所ならどこでも良く、ダッシュボード周辺かフロントガラスの内側になります。電源は車内のヒューズボックスか、オーディオやシガーソケットの配線から分岐して取ることがほとんどです。ETCは構造がシンプルな分、寿命は長く、おおむね10年・10万kmはトラブルなく使用できます。
ETCの故障の原因
ETC車載器の不具合の多くはETCカードの読み取り不良が原因です。カードの破損や変形、ICチップの汚れがあると読み込みがうまくできません。また、カードの汚れが車載器内部に移って汚してしまうことがあります。車載器側本体の不具合としては、電源の接触不良やヒューズ切れ、内部機器の故障があります。
ETCの故障の修理内容と費用相場
ETCカードに不具合の原因がある場合は、新たなカードを取得して使用します。車載器内部が汚れている場合はICクリーニングカードを使用して清掃します。車載器本体の電源ランプが点灯しない場合は、電源の接触不良やヒューズ切れを疑います。これらを修理して直らない場合はメーカー修理に出すか、車載器の買い替えが必要になります。
費用相場 Case1
ナビ・オーディオ修理の交換パーツが「ETC」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に24,390円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:24,390 円 (26,880 円~65,700 円) |
平均:19,510 円 (21,510 円~52,560 円) |
交換パーツ | ETC |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
ETCの故障は重大事故の要因にも!?
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