DVDデッキ(CD・MD複合含む)故障の症状・原因・修理内容
よくある度：
DVDデッキ(CD・MD複合含む)故障とは？
DVDデッキとは、またの名をオーディオデッキやレシーバーとも呼ばれ、DVDだけでなくCD、MD、SDカードなどの各種メディアに対応したものが主流です。メディアに収録された映像・音楽データを再生するための装置で、合わせて音量の調節やBluetoothによるワイヤレス接続などを行います。 DVDデッキ（CD・MD複合機を含む）に不具合があると、ディスクイジェクトの不良によってディスクが取り出せなくなったり、ディスクの読み込み不良が発生したり、SDカードの読み込み不良が発生したりします。 DVDデッキはインパネやセンターコンソールのオーディオスペースに備わることが多く、その形状は1DINもしくは2DINと呼ばれる規格サイズで、箱型の筐体の中には複数のICチップやコンデンサーなどが取り付けられた制御基板、ディスクドライブ、パワーアンプ、各種スイッチユニットなどが内蔵されています。 カーオーディオシステムはDVDデッキを中心に音楽信号の処理や加工を行うプロセッサーや外部パワーアンプ（外付けのアンプを使用する場合）、映像を映し出すディスプレイ、スピーカーやツイーター、サブウーファなどの各種スピーカーをAVケーブルで繋いで構成されています。 DVDデッキの寿命は特に設定されていませんが、一般的な使用環境ならおおよそ10年程度は問題なく使用できるようです。
DVDデッキ(CD・MD複合含む)故障の原因
DVDデッキの不具合は、ディスクが挿入・取り出しができなくなったケースはディスクイジェクトの故障が疑われます。 ディスクが読み込めない症状は、ディスク表面に傷や汚れ、歪みや破損があるケースと、DVDデッキのピックアップレンズに汚れがあるケースがあります。 また、長期の使用によりピックアップレンズが摩耗すると、照射されるレーザー出力の設定がずれてディスクの読み込みができなくなることがあります。 DVDデッキがSDカードを認識できない症状は、カードの接触不良やドライバーソフトの不具合などの原因が疑われます。 また、DVDデッキが原因で音や映像が流すことができないケースは、配線やカプラーの接触不良、内蔵アンプの故障などの原因が考えられます。
DVDデッキ(CD・MD複合含む)故障の修理内容と費用相場
ディスクが読み込めないときは、まずはDVDやCDなどのディスクに問題がないかを確認し、ディスクに異常がない場合には専用のレンズクリーナーを使ってピックアップレンズを清掃することで問題が解消することがあります。 DVDデッキがSDカードを認識できない症状は、まずカードを抜き差しして、それでも問題が解決しない場合にはドライバーソフトを再インストールすることで不具合が直ることがあります。 DVDデッキが原因で音や映像が流すことができないときは、カプラーや配線を点検・清掃し、異常があった場合には必要に応じてケーブルを新品に交換します。 これ以外の不具合は、車両からDVDデッキを外してメーカーに修理を依頼するか、新品のデッキにつけ替えることで対応します。 （山崎 龍）
費用相場 Case1
ナビ・オーディオ修理の交換パーツが「DVDデッキ(CD・MD複合含ム)」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に50,120円の費用が掛かります。
| 一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
|---|---|---|
| 金額 |
平均：50,120 円 (21,080 円～216,680 円) |
平均：40,100 円 (17,570 円～173,340 円) |
| 交換パーツ | DVDデッキ(CD・MD複合含ム) | |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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