ドアミラーガラス故障の症状・原因・修理内容

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記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

ドアミラーガラス故障とは?

ドアミラーガラス(レンズ)に不具合があると、鏡面の角度調整ができなくなったり、ドアミラーが格納しなくなったりする場合があります。ドアミラーガラス(レンズ)とは、ドアミラーに備わる後方確認用の鏡のことです。現在主流となっているドアミラーは、後方の視界を最大限確保するため大型のドアミラーガラス(レンズ)を使用していますが、鏡面の大型化で正面左右に死角が発生しないようにドアミラーと車体の間に隙間ができるように先端部がすぼまった四角錐型となっています。ドアミラーガラス(レンズ)は光がよく反射するように薄いガラスに反射金属膜を蒸着させたあと、メッキ面の保護のため塗装する「蒸着メッキ製法」で製造されています。ドアミラーガラス(レンズ)は電動で角度調整ができるように電動アクチュエーターに接着されてからミラーボディに取り付けられ、折りたたみ式のユニットブラケットと接合されます。ドアミラーガラス(レンズ)の寿命は極めて長く、蒸着メッキが錆びて染みが浮かび上がるまで数十年の時間が掛かります。

ドアミラーガラス故障の原因

ミラーガラス(レンズ)が事故などで破損すると、ダメージが電動アクチュエーターにまで及んで鏡面調整ができなくなり、レンズの破損によってユニットブラケットに破片が挟まってミラーが折りたためなくなることがあります。

ドアミラーガラス故障の修理内容と費用相場

破損したミラーガラス(レンズ)は安全のためにも直ちに交換する必要があります。 その際に車体からドアミラーを外し、ミラーガラス(レンズ)の破片が電動アクチュエーヤーやユニットブラケットにダメージを与えることがないように掃除をする必要があります。一部の輸入車のように補修部品としてミラーガラス(レンズ)を単品で購入できない車種は、ドアミラー本体(一式)交換で修理することになります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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