高圧燃料ポンプ故障の症状・原因・修理内容

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

高圧燃料ポンプ故障とは?

高圧燃料ポンプに不具合があると、警告灯の点灯や、加速力の低下、エンジンのかかりが悪いなどといった不調が発生します。また、走行中の突然のエンストや燃料漏れ、ガソリン臭の発生も起こることがあります。高圧燃料ポンプはハイプレッシャーポンプとも呼ばれ、タンクから吸い上げられた燃料を高圧で噴射するパーツです。シリンダーヘッドの横に装着される高圧燃料ポンプの外観は円筒状で、燃料を供給するコネクターやパイプで構成されています。内部は、低圧の燃料を吸入する通路を開閉する電磁弁、燃料を加圧するポンププランジャー、高圧燃料を送り出すパイプやバルブで構成されています。寿命となる時期は特に定められていませんが、一般的に10万km〜15万kmといわれています。

高圧燃料ポンプ故障の原因

高圧燃料ポンプの不具合は、バルブなど内部パーツの動作不良やシャフトの破損が主な原因です。まれに、高圧燃料ポンプの内部の磨耗などにより、溶接部に高い圧力がかかり部品に亀裂が発生したり、破損したりすることで、燃料が漏れることがあります。

高圧燃料ポンプ故障の修理内容と費用相場

高圧燃料ポンプの修理は、本体(一式)交換となります。

費用相場 Case1

エンジン修理の交換パーツが「高圧燃料ポンプ」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に104,780円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:104,780 円

(101,600 円~471,880 円)

平均:83,820 円

(81,280 円~377,500 円)

交換パーツ 高圧燃料ポンプ

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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