外気温センサー故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
外気温センサー故障とは?
外気温センサーは、オートエアコンの制御を行うための温度センサーのひとつで、主にフロントグリル内のラジエータの前に設置されています。外気温センサーに不具合があると、外気温表示異常、オートエアコンの温度調節が効かない、オートエアコンの風量が自動調節されないなどの症状が発生します。温度センサーにはサーミスタという温度により抵抗値が変わるセラミックの抵抗体が使用されており、抵抗値の変化で電気的に外気温を測定しています。
外気温センサー故障の原因
外気温度センサーに組み込まれたサーミスタが経年劣化することで、温度による抵抗値が変化しない、もしくは本来の抵抗値よりも大きく(もしくは小さく)なってしまいます。そのため正確に外気温を測定できなくなってしまうことが、不具合の原因となります。これにより外気温度計が正確な数値を表示しなくなります。またオートエアコンは、外気温度も参考にして車内の温度を設定温度にコントロールしているので、外気温センサー不良により、実際の温度と異なる情報が入力されてしまうと設定温度どおりに働いてくれなくなります。
外気温センサー故障の修理内容と費用相場
修理を行う場合は、まず外気温度計やオートエアコン各部の機能に不具合がないかを確認するという作業を行います。これは外気温センサー以外の部品の不具合が原因となっていることがあるからです。他の部品に不具合がなく、外気温センサーに異常があると判断できたら、新品の外気温センサーに交換します。交換作業自体は簡単にできる車種が一般的ですが、不具合がある部品の特定に時間を割く作業となります。 (坪内英樹)
費用相場 Case1
エアコン修理の交換パーツが「外気温センサー」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に8,810円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:8,810 円 (3,800 円~26,900 円) |
平均:7,920 円 (3,420 円~24,210 円) |
交換パーツ | 外気温センサー |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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