室内照明スイッチ故障の症状・原因・修理内容

よくある度:

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記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

室内照明スイッチ故障とは?

室内照明スイッチとは、文字通り室内照明の点灯・消灯を行うスイッチのことです。室内照明スイッチ(ルームランプスイッチ)に不具合があると、室内照明が点灯しなくなる恐れがあります。 室内照明のスイッチは、構造的には懐中電灯などと同じで、プラスチック製の筐体に電源供給のハーネスが接続されており、スイッチから伸びる配線の先にソケットとバルブ(電球)が接続されて照明として機能しています。もっとも普及したタイプでは、照明ON・照明OFF・DOOR(ドアを開けた時にのみ点灯する)の3つのポジションから任意に選べるスライドスイッチが、箱型をした室内照明の筐体に一体化して取りつけられています。高級車などに採用例が多い室内照明スイッチとしては、インパネに押しボタンスイッチやロッカースイッチを設置し、遠隔操作で点灯・消灯を行うタイプがあります。 室内照明スイッチの設置場所は、前席と後席の間のルーフトリム中央、運転席と助手席の間にあるルームミラーの付け根、ラゲッジルームの側面トリム、先ほども述べた運転席周辺のインパネ上などです。 室内照明スイッチの寿命はとくに設定されていますが、10年・10万km程度は問題なく使用できます。

室内照明スイッチ故障の原因

照明スイッチの故障原因の多くは、配線の断線や電気系の接触不良、電気基板の損傷です。

室内照明スイッチ故障の修理内容と費用相場

照明スイッチの故障原因が配線の断線や電気系の接触不良だった場合は、故障箇所を点検・清掃・修理することで機能が回復することがありますが、それでも不具合が改善されない場合は、照明スイッチを本体(ASSY=アッセンブリー:複数のパーツが組み上がった状態で交換するパーツ)が必要になるケースがあります。 また、照明が点灯しない不具合にはバルブの玉切れもありますので、照明が点灯しないときは同時に点検することを推奨します。

費用相場 Case1

ライト類修理の交換パーツが「室内照明スイッチ」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に13,830円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:13,830 円

(3,960 円~86,420 円)

平均:11,070 円

(3,170 円~69,140 円)

交換パーツ 室内照明スイッチ

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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