イグニッションスイッチ故障の症状・原因・修理内容

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記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

イグニッションスイッチ故障とは?

イグニッションスイッチの不具合で、エンジンがかからなくなるのは、スマートキー系とイモビライザー系のふたつの原因が考えられます。イグニッションスイッチとは、車のエンジンを始動させたり、各種電気系を制御するための装置。かつてはキーシリンダーを用いたものが主流でしたが、スマートキーの普及もあって最近ではプッシュボタンの採用が増えています。その仕組みは、ボタンのついたプッシュボタンユニット、あるいは円筒形のキーシリンダーに、アンテナコイルとアンプを組み合わせたイグニッションスイッチからワイヤーハーネスを介してエンジン制御ECUへと接続されています。ドライバーがプッシュボタンを押したり、エンジンキーを回したりすると、点火系や燃料系に電気信号が伝わってエンジンが始動するというものです。イグニッションスイッチの寿命は車両の寿命にほぼ等しく、一般的な使用環境や使用方法での故障はまれです。

イグニッションスイッチ故障の原因

イグニッションスイッチの不具合で多いのが、スマートキーの電池切れや、強力な電波を放つスマホの電波障害による接続エラーです。

イグニッションスイッチ故障の修理内容と費用相場

スマートキーの電池切れの場合は新品の電池に交換し、スマホが電波障害を引き起こしている場合には、スマホを1m以上距離を離してからイグニッションスイッチにアクセスします。それでもエンジンが始動できない場合は、スマートキーに内蔵されたメカニカルキーの使用によりエンジンがかかりますので、速やかに整備工場に点検に向かうようにします。また、防犯装置であるイモビライザー内蔵のキーの場合、車両ごとにIDが割り当てられたICチップ内蔵のキーで合鍵を作らないと車両がIDを照合することができず、エンジンがかかりません。その場合はディーラーにてスペアキーを作り直しとなります。

費用相場 Case1

キー・キーレス・リモコンキー修理の交換パーツが「イグニッションスイッチ」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に20,270円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:20,270 円

(9,640 円~90,470 円)

平均:17,240 円

(8,040 円~36,810 円)

交換パーツ イグニッションスイッチ

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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