ボンネット開閉できない 原因を解決する方法

ボンネット開閉できないのイメージ

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

POINT

  • ボンネットは走行中に開くことがないよう二重ロック構造になっている。二段階目のロックであるボンネットフードロックにサビなどがあると、ロックのレバーを動かしても引っかかって開かないことがある。
  • 室内から操作するボンネットオープナーのワイヤーが切れていると、オープナーを引っ張っても反応しない。
  • 開けたボンネットがきちんとロックできない場合は、ボンネットフードロックが適正位置からずれている。

ボンネットフードのロック機構にサビなどがあると開閉しづらくなる

クルマのボンネットが開閉できなくなった場合、原因としてまず考えられるのはボンネットフードロックの不具合です。

走行中に万が一ボンネットフードが開いてしまうと前方が見えなくなるため重大事故に繋がりかねません。そのため、普段はボンネットフードがしっかりロックされる構造になっています。ボンネットを開ける際は室内にあるオープナーを引っ張ってロックを解除し、ボンネットの隙間から手を入れてボンネットフードロックのレバーを引いてロックを完全に解除します。

ボンネットフードロックにサビがあったりスムーズに動かなくなっていると、オープナーを引っ張ったりフードロックのレバーを引いてもボンネットが開かないことがあります。ボンネットフードロック自体は高い部品ではないので、工賃込みでも1万円前後で修理できます。

オープナーのワイヤーが切れている可能性もあり

ボンネットの開閉ができない場合、ボンネットオープナーワイヤーが切れている可能性もあります。

前述したようにボンネットを開ける際はまず室内にあるボンネットオープナーを引っ張ってロックを外します。ボンネットオープナーとボンネット内のロック機構はワイヤーで繋がれていて、このワイヤーが切れるとオープナーを引っ張ってもボンネットが反応しません。通常はオープナーを引っ張った際に抵抗を感じるはずですが、これがなくオープナーに手応えがなければワイヤー切れと思って間違いありません。修理費用は平均すると工賃込みで1万円前後になります。

開けたボンネットが閉まらないときは、ボンネットフードロックが劣化して適正位置からずれているケースが考えられます。この場合もボンネットフードロックを新しいものに交換して対応します。

(高橋 満)

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※修理内容は修理工場での作業事例を説明するもので自己修理を推奨するものではありません。

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