M/Tフルード故障の症状・原因・修理内容

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

M/Tフルード故障とは?

MTフルードとは、MT車のトランスミッション内部でギアの潤滑を担う粘度の高いオイルのことで、ギアチェンジをスムーズに行うために必要不可欠なオイルとなります。 MTフルード(オイル)に不具合があると、クラッチが滑る、ギアが入りにくくなることがあります。 MTフルードはミッションケースに備わる注入用のドレンプラグから注ぎ入れ、排出用のドレンプラグから排出します。MTフルードの寿命は2〜4年程度とされています。

M/Tフルード故障の原因

MTフルードは走行距離が延びるとギアの摩耗によって金属粉が発生し、スラッジとしてトランスミッションに堆積して行きます。また、まったく走行しない場合でも経年劣化により徐々に酸化し、潤滑性能や洗浄性能など、MTフルードの性能が損なわれます。

M/Tフルード故障の修理内容と費用相場

MTフルードが原因でトランスミッションに不具合が生じた場合は、新品のフルードに交換します。交換作業はミッションケースに備わる排出用のドレンプラグから古いMTフルードを排出し、注入用のドレンプラグから新品のMTフルードを注ぎ入れます。トランスミッションの不具合を予防する意味でも、不具合が出る前に車検ごとのMTフルード交換を推奨します。 (山崎 龍)

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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