デフオイルの故障の症状・原因・修理内容

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記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

デフオイルの故障とは?

デフオイルが不具合を起こすと、デフケースからオイル漏れやにじみが発生し、異音や振動が発生するなど、デフレンシャルギアの動作が悪くなります。デフは左右のタイヤの回転数を調整する機構です。コーナリング時に車輪の外側と内側では走行距離が異なるため、外側の回転数を大きく、内側を小さくすることで安定したコーナリングを可能とします。デフは駆動輪の間に装着される円錐型のキャリアケースに内蔵されています。その構造はリングギアとデフケースで構成され、デフケースの中にはリングギアの中には左右向わせにサイドギアが配され、その中心に1〜4個のピニオンギアが収まります。デフオイルの交換時期はおおむね2年または5万kmです。

デフオイルの故障の原因

デフオイルが劣化するとデフの故障の原因となり、ハンドルを切っても曲がりにくくなったり、振動や異音などの異常が現れます。また、デフケースからのオイル漏れやにじみを起こすことがあります。

デフオイルの故障の修理内容と費用相場

デフオイルは劣化が進む前、車検ごとの定期交換でトラブルを未然に防げます。デフオイル が劣化したまま長期間放置すると、デフケースからオイル漏れやにじみを起こすことがあります。そうなるとデフオイルの交換だけでは不具合が解決できず、デフ本体のオーバーホールが必要になります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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