P/Wマスタースイッチの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
P/Wマスタースイッチの故障とは?
パワーウィンドウマスタースイッチの不具合は、スイッチが戻らなくなったり、操作時の節度感がなくなったりします。また、引っかかりや勝手に作動するといった不具合、開閉動作の途中で動きが反転したり停止したりするという症状もあります。そのまま不調を放置していると、やがてまったく作動しなくなることもあります。パワーウィンドウとは、手元のスイッチ操作により電気モーター駆動でサイドウィンドを開閉する機構のことをいいます。サイドウィンドウを開閉するスイッチは、一般的にはドアトリムかセンターコンソールに備わります。パワーウィンドウマスタースイッチの本体は箱型のユニット構造をしており、筐体の上面には各ドアに割り当てられたスイッチが並びます。筐体を開けると、上から順番にスイッチ、プランジャーケース、プランジャー、コイルを備えた基板が並んでおり、プッシュ操作を電気信号に変えてパワーウィンドウモーターに備わる制御装置に操作が伝わる仕組みとなっています。使い方や使用環境によっても異なりますが、パワーウィンドウスイッチは10年程度であれば問題なく使用できるようです。
P/Wマスタースイッチの故障の原因
パワーウィンドウマスタースイッチは、風雨に晒されるドアトリムに装着されることが多く、スイッチ内部にゴミやホコリが詰まったり、雨水で基板が腐食したりすることが故障の原因となります。
P/Wマスタースイッチの故障の修理内容と費用相場
パワーウィンドウマスタースイッチは、マイナスドライバーなどを使うことでドアトリムから簡単に外せます。取り外したパワーウィンドウマスタースイッチは、各パーツがはめ込み式で組み立てられているので分解も容易で、外した部品は基板以外であれば水洗いができます。各パーツを点検清掃後し、スイッチの接点を磨いてやり、分解と逆の手順で組み直せばスイッチのゴミや埃の詰まりによる不具合はおおむね解消されます。基板の腐食など点検清掃では解決しない不具合は、新品もしくは程度の良い中古品にASSY交換(アッセンブリー:複数のパーツが一式組み上がった状態で交換するパーツ)することで対応します。
費用相場 Case1
パワーウィンドウ修理の交換パーツが「P/Wマスタースイッチ」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に18,910円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:18,910 円 (16,300 円~52,100 円) |
平均:13,240 円 (11,410 円~36,470 円) |
交換パーツ | P/Wマスタースイッチ |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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