レインセンサーの故障の症状・原因・修理内容

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

レインセンサーの故障とは?

レインセンサーとは、フロントウィンドウに付着した雨滴を検知し、降雨量や走行速度に応じてワイパーを自動制御する装置のことです。レインセンサーに不具合があると、ワイパーがオートで作動しない、ワイパーが勝手に作動するなどの症状が現れることがあります。 レインセンサーはフロントウィンドウの車内側上面のルームミラーに設置されることが多く、箱型の筐体の中には雨滴を感知する赤外線LEDと受光素子のSiフォトダイオード、制御ユニットの基盤が備わります。 レインセンサーの寿命はとくに設定されていませんが、おおよそ10年・10万km程度は問題なく使用できるようです。

レインセンサーの故障の原因

レインセンサーの設置場所はフロントウィンドウの内側となるため、常に直射日光に晒されています。その結果、長期の使用で熱と振動などが原因でセンサーユニットに異常をきたすことがあります。

レインセンサーの故障の修理内容と費用相場

レインセンサーが故障した場合は、整備工場で内部にあるセンサーユニットを本体(ASSY=アッセンブリー:複数のパーツが組み上がった状態で交換するパーツ)を修理するか、新品のレインセンサーに交換することで対応します。 (山崎 龍)

費用相場 Case1

ワイパー修理の交換パーツが「レインセンサー」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に19,550円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:19,550 円

(23,900 円~39,200 円)

平均:15,640 円

(19,920 円~31,360 円)

交換パーツ レインセンサー

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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