パーキングブレーキワイヤの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
パーキングブレーキワイヤの故障とは?
パーキングブレーキワイヤーとは、クルマを駐車中にタイヤが動かないようにパーキングブレーキを締結・解除をするためのケーブルで、運転席からの操作でケーブルが後輪に備わるブレーキ装置を押し付けてタイヤを動かなくしています。パーキングブレーキワイヤーに不具合があると、パーキングブレーキが戻らなくなったり、効かなくなったり、引きずりを起こしたりするほか、ブレーキオイル(フルード)の漏れやにじみ、ブレーキ系の警告灯が点灯することがあります。 パーキングブレーキにはビニールの皮膜で包まれた金属製のケーブルが用いられており、レバー式や足踏み式、電動式のパーキングレバーをドライバーが操作すると、車体の下側をはしるパーキングブレーキワイヤーが引っ張られることで後輪のディスクブレーキやドラムブレーキが機械的に作動する仕組みとなっています。 パーキングブレーキワイヤーに特に寿命は設定されておらず、一般的には交換を迎えることなく廃車となるクルマが多いようです。
パーキングブレーキワイヤの故障の原因
パーキングブレーキワイヤーは長期間使用を繰り返しているとワイヤーが徐々に伸びたり、レバーやペダルの引きしろや踏みしろが大きくなって、正常にパーキングブレーキを作動させることができなくなります。 また、パーキングブレーキワイヤーはビニールの皮膜で保護されているので、車体の下側で風雨に晒されても腐食することはないのですが、一部に耐候性に問題があり、被膜とワイヤーとの間に水や土埃が入り込み、サビついて動かなくなる車種もあるようです。
パーキングブレーキワイヤの故障の修理内容と費用相場
パーキングブレーキワイヤーの不具合は、ワイヤーを巻き直しなどの調整で問題は解決するのが一般的ですが、著しく腐食して正常に動作ができなくなったり、使用中に切れてしまった場合には整備工場にして新品に交換してもらう必要があります。 (山崎 龍)
費用相場 Case1
ブレーキ修理の交換パーツが「パーキングブレーキワイヤ」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に32,860円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:32,860 円 (15,100 円~130,140 円) |
平均:26,290 円 (12,580 円~104,110 円) |
交換パーツ | パーキングブレーキワイヤ |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
パーキングブレーキワイヤの故障は重大事故の要因にも!?
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