ボールジョイント故障の症状・原因・修理内容
よくある度：
ボールジョイント故障とは？
サスペンションに使用されるボールジョイントは、主に金属製のレースとボール部で構成されていて、その潤滑のためにグリスが塗布されています。サスペンションの中でも遊び（可動域の余裕分）を嫌う可動部に用いられる部品で、何らかの理由でガタが発生すると、異音が発生するという症状以外に、操縦安定性を著しく悪化させてしまうこともあります。そんなこともあり車検時の検査項目のひとつとなっていて、ガタがあると車検に通りません。ボールジョイントに不具合があると、グリスの漏れやにじみが生じる他、ゴトゴトという異音が発生します。
ボールジョイント故障の原因
ボールジョイントにガタが出るのは、多くの場合はグリス切れによる摩耗が原因です。ボールジョイントは本来、塗布されたグリスとボールジョイントブーツにより水や砂塵から保護されているのですが、ブーツが破れているのに気づかないとグリスが流れ出して摩耗し、ガタが発生します。
ボールジョイント故障の修理内容と費用相場
修理はサスペンションを分解し、ガタが発生しているボールジョイントを交換します。ボールジョイントだけ交換できる場合もありますが、分解できないタイプもあります。そういった車種の場合はボールジョイントが組み込まれる部品を本体一式で交換することとなるため、部品代が高額になることもあります。 （坪内英樹）
費用相場 Case1
足回り修理の交換パーツが「ボールジョイント」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に32,110円の費用が掛かります。
| 一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
|---|---|---|
| 金額 |
平均：32,110 円 (11,260 円～97,640 円) |
平均：25,690 円 (9,010 円～78,110 円) |
| 交換パーツ | ボールジョイント | |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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