エアコンパイプの故障の症状・原因・修理内容
よくある度：
エアコンパイプの故障とは？
エアコンパイプに不具合があると、エアコンガス漏れが発生し、エアコンから冷気が出ないという症状が生じます。エアコンパイプは、エアコンガスを循環させるための通路で、アルミ製のパイプでできています。パイプは、コンプレッサー→コンデンサー→レシーバー→エクスパンションまでがエアコンガスの圧力が高く、高圧側と区別されます。それに対してエバポレーター→コンプレッサー間は低圧側と呼ばれます。高圧側と低圧側はパイプの太さでも区別でき、高圧側エアコンパイプの方が、パイプ径が太くなっています。
エアコンパイプの故障の原因
エアコンパイプの接続部には、シール（ガスやオイルの漏れを防止する部品）が必ず組み込まれています。そのシールが経年劣化により硬化したり縮むことで、ガス漏れが発生するようになり、結果としてエアコンが冷えなくなります。また稀にパイプ自体の金属疲労により亀裂が生じてそこからガス漏れることで、エアコンが冷えなくなることもあります。
エアコンパイプの故障の修理内容と費用相場
エアコンパイプ自体に亀裂などの損傷が発生しエアコンガス漏れている場合は、損傷のあるエアコンパイプの交換となります。接続部のシールに問題がある場合は、シールの交換で修理できます。作業はエアコンガス通路の一部を分断することになるので、エアコンガス回収、真空引き（エアコンガス通路内を真空にする作業）、エアコンガスチャージも必須となります。
費用相場 Case1
エアコン修理の交換パーツが「エアコンパイプ」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に22,520円の費用が掛かります。
| 一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
|---|---|---|
| 金額 |
平均：22,520 円 (13,900 円～101,060 円) |
平均：15,760 円 (9,730 円～70,740 円) |
| 交換パーツ | エアコンパイプ | |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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