ブロアースイッチの故障の症状・原因・修理内容

ブロアースイッチの故障とは？

ブロアースイッチとはエアコンの風量を調整するスイッチのことです。ブロワースイッチに不具合があると、エアコン風が出ない、エアコン風量の調節が効かないといった症状が発生します。この症例は主にブロアースイッチが独立したマニュアルエアコンのものとなります。昨今のクルマは部品の共通化によるコストダウンを狙って、低グレードの車種でもフルオートエアコンとなっていることも多く、風量のオンオフ、もしくは風量調整を行うスイッチもコントロールユニットに一体化されているものが一般的です。フルオートエアコンの場合、修理のためにはエアコンコントロールユニット一式を交換しなければならないことも少なくありません。マニュアルエアコンであれば、ブロアースイッチが独立しているので、圧倒的に修理費用が安いというメリットがあります。

ブロアースイッチの故障の原因

シンプルな構造の風量スイッチであれば、電極の位置を機械的に変更するという構造となっているのが一般的です。使用期間が長くなると、その電極部表面が焼けや荒れが生じ、接触不良を起こすようになります。接触不良が発生すれば、ブロアーを作動させるための電気が流れなくなり、エアコン風が出なくなったり、風量が調整できなくなったりします。

ブロアースイッチの故障の修理内容と費用相場