ラジエーターキャップ故障の症状・原因・修理内容

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

ラジエーターキャップ故障とは?

ラジエターキャップに不具合があると、警告灯が点灯したり、冷却水が漏れたりする症状が発生します。ラジエターキャップは、冷却水路内の水圧を規定値に保ったり、温度上昇により冷却水路内に収まり切らなくなった冷却水をリザーバータンクに放出したり、常温に戻った際にはリザーバータンクの冷却水を冷却水路内に戻す機能を果たしています。ラジエータキャップを構成する部品の中には経年劣化するゴムも使われているので、定期的な交換が必要になります。

ラジエーターキャップ故障の原因

冷却水は一定の圧力をかけることで沸点を高められているのですが、ラジエターキャップの経年劣化などで正常に機能しなくなると沸点が下がってしまい、本来オーバーヒートしない温度で、オーバーヒートの症状が出るようになります。他にも、リザーバータンクとラジエター間の冷却水の出し入れが設定通り行われず、冷却水が漏れ出すこともあります。

ラジエーターキャップ故障の修理内容と費用相場

ラジエターキャップは、ラジエーター上部に装着されているのが一般的です。不具合がある場合は、ラジエターキャップを新品に交換します。冷却水が減っていたり、エアを噛んでいることがあるので、キャップ交換と共に、冷却水の補給とエア抜きをやっておけば安心です。

費用相場 Case1

エンジン修理の交換パーツが「ラジエーターキャップ」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に3,580円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:3,580 円

(1,650 円~7,650 円)

平均:2,870 円

(1,320 円~6,120 円)

交換パーツ ラジエーターキャップ

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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