排気温センサーの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
排気温センサーの故障とは?
排気温センサーはエンジンが排出している排気ガスの温度をモニターしているセンサーです。排気温センサーに不具合があると、警告灯が点灯します。排気温センサーはエキゾーストマニホールド(エンジン直後についている排気管)や触媒付近に装着されています。もともと高温の排気ガスが想定温度以上になると、車両火災が発生したり、触媒が破損したりするといった大きなトラブルに発展します。そうなる前に警告灯を点灯させることで排気温が高くなっているのをドライバーに知らせてくれるのが排気温度センサーとなります。
排気温センサーの故障の原因
最新のクルマであれば、緻密にエンジンが制御されているので、排気温の警告灯が点灯することはまずありません。しかし古いクルマになると制御も現在のものと比べれば大雑把で、しかもさまざまな部分が経年劣化しているため排気温度の警告灯が点灯することもあります。その原因は排気音センサー自体が経年劣化で機能していない場合もありますが、多くの場合は他に原因があります。排気温度が高くなる原因のひとつは未燃焼ガスの増大で、未燃焼ガスが排気管の中で燃えてしまうことで、排気管内の温度が上昇し、排気温度が異常となるのです。
排気温センサーの故障の修理内容と費用相場
排気温センサー自体の劣化が原因の場合はセンサーの交換で修理は完了となります。しかし未燃焼ガスの増大の場合は、そのような状況となる原因を特定し、それを修理する必要があります。未燃焼ガスが増える原因はいろいろ考えられますが、点火システムの劣化によりスパークプラグの火花が弱ってしまっていることが原因となっていることが多いようです。いずれにしても排気温度の警告灯が点灯したままとなっていると車検が通らないので、しっかりと原因を特定し修理を行ってもらう必要があります。 (坪内英樹)
費用相場 Case1
エンジン修理の交換パーツが「排気温センサー」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に20,630円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:20,630 円 (18,460 円~48,200 円) |
平均:17,190 円 (13,600 円~24,040 円) |
交換パーツ | 排気温センサー |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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