風量調節が効かない 原因を解決する方法

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

POINT

  • 設定温度に合わせて風量を調整するコントロールユニットに不具合があるケースが多い。
  • コントロールユニットは本体(ASSY)交換になり、一般的な費用は5万〜6万円程度。
  • ファンを回すためのモーターに不具合があるケースも多い。

コンピュータが風量調整の正しい指示を出せなくなっている

エアコンの風量調節が効かなくなった時、主な原因として考えられるのはエアコンコントロールユニットの不具合です。

エアコンコントロールユニットは設定温度に合わせて冷媒が流れる量を調整し、車内の温やどの吹出口から風を出すかなどもコントロールしています。

度を適切に保つ装置です。オートエアコンではセンサーが車内や車外の温度を測り、風量これらの制御はコントロールユニットに組み込まれたコンピュータが行ないますが、ユニットに不具合が起こると車内外の温度を正しく計測できなくなったり、計測しても風量調節の指示が正しく出せなくなったりします。

エアコンコントロールユニットを交換する場合、平均すると費用は工賃込みで5万円〜6万円程度になります。

風量調節が効かないのイメージ

モーターの不具合でファンを正しく動かせないケースもあり

風量調節ができなくなった場合、風を送り出す装置に不具合が起きている可能性もあります。

ブロアファンはエバポレーターが作った冷気やヒーターコアで発生した暖気を送風口から車内に送り出す装置で、モーターと羽根が組み合わされています。

オートエアコン付きのクルマは季節を問わずブロアファンを作動させているため、モーターが早く故障してしまうケースがあります。そうなるとコントロールユニットからの指示に合わせて正しく動作できず、風量調節が効かなくなります。ブロアファンモーターの調子が悪くなると、風量調整ができないのに加え、ダッシュボード内部から異音が発生するケースもあります。

ブロアファンモーターの交換費用は、平均すると工賃を含めて2万5000円〜3万円程度になります。
(高橋 満)

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柴 健太郎

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