ウォッシャータンク故障の症状・原因・修理内容
よくある度：
ウォッシャータンク故障とは？
ウォッシャータンクとはウォッシャー液を溜めておく高密度ポリエチレン製の中空タンクで、タンク上面には水色のフタがついています。ウォッシャータンクの不具合は、タンクからのウォッシャー液漏れが多いようです。 ウォッシャータンクの形状は車両によって異なり、角型や湯たんぽ型、花瓶型、尿瓶型などさまざまです。ウォッシャータンクに明確な寿命はありませんが、一般的な使用環境では5〜10年程度は問題なく使用できるようです。
ウォッシャータンク故障の原因
事故などの外的要因での破損を除けば、ウォッシャータンクが不具合を起こす原因は、熱や紫外線などで素材の高密度ポリエチレンが経年劣化を起こすことが原因です。 タンク本体に劣化がないのにウォッシャー液が漏れる場合は、ホースとの接続部分やモーターの接続部分にあるゴム製パッキンの劣化が考えられます。
ウォッシャータンク故障の修理内容と費用相場
接続部分のゴム製パッキンが不具合の原因となる場合は、新品のパッキンに交換することで修理できます。 タンク本体の劣化によりウォッシャー液が漏れる場合は、コーキング剤や「ゴリラテープ」のような耐水性のある強力多用途補修テープでひび割れた箇所を塞ぐことで応急修理ができますが、液漏れが発生したら根治修理のために新品のウォッシャータンクに交換することを推奨します。 また、タンク本体に異常がなく、ボルトの接合穴が欠けて正しい位置に固定できなくなった場合には、造形補修剤の「プラリペア」やエポキシ系の補修パテで欠けた部分を補うことで修理が可能になります。 （山崎 龍）
費用相場 Case1
ワイパー修理の交換パーツが「ウォッシャータンク」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に16,960円の費用が掛かります。
| 一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
|---|---|---|
| 金額 |
平均：16,960 円 (9,750 円～30,270 円) |
平均：13,570 円 (8,130 円～24,220 円) |
| 交換パーツ | ウォッシャータンク | |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
ウォッシャータンク故障は重大事故の要因にも！？
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