オイルクーラーの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
オイルクーラーの故障とは?
オイルクーラーに不具合があると、エンジンオイルが漏れたり滲んだりと言った症状が発生します。オイルクーラーはエンジンの潤滑を行うエンジンオイルの冷却を行うための部品です。エンジンオイルは100度ぐらいの温度で性能をフルに発揮してくれますが、エンジンを高負荷な状況で使い続けたりするとオイルの温度も高くなり、潤滑性能が低下してしまいます。そういったオーバーヒートによるエンジンオイルの性能低下を防ぐ目的で、高性能エンジン搭載モデルなどにオイルクーラーが装備されています。
オイルクーラーの故障の原因
オイルクーラーには空冷式と水冷式がありますが、オイルの漏れや滲みが確認されるのは空冷式である場合がほとんどです(水冷式で漏れがある場合は、冷却水にオイルが混じるという症状が発生します)。空冷式オイルクーラーから漏れが発生するのは、コア部(オイルの熱を空中に放つ部分)の破損や、接続部のガスケットやパッキン(オイルを堰き止めるための接続部に入る部品)の切れ、固定金具の緩みなどが原因となります。
オイルクーラーの故障の修理内容と費用相場
オイルクーラー本体となるコア部からオイルが漏れている場合は、部品交換で修理するのが一般的。ホースやパイプとの接続部から漏れている場合は、増し締めでオイル漏れが止まる場合もあります。ただ、接続部にガスケットやパッキンが入っている場合は、それらを交換することになります。これらの作業はオイル通路を分断する作業となるため、修理後に流れ出たオイルを足す必要があり、部品代や工賃に追加してオイル代が発生します。 (坪内英樹)
費用相場 Case1
エンジン修理の交換パーツが「オイルクーラー」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に40,050円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:40,050 円 (12,510 円~69,600 円) |
平均:32,040 円 (10,010 円~55,680 円) |
交換パーツ | オイルクーラー |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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