ステアリングシャフトの故障の症状・原因・修理内容

よくある度:

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記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

ステアリングシャフトの故障とは?

ステアリングシャフトに不具合があると、ステアリング操作時にガタを感じたり、ガタガタやコトコトといった異音が発生したり、ステアリングの切り始めに軽い衝撃が手に伝わったりといった症状が発生します。ステアリングシャフトはハンドルの軸になるシャフトで、ステアリングギアボックスにドライバーのハンドル操作を伝えるのが役割です。かつては単純な金属シャフトでしたが、現在では乗員保護のための衝撃吸収機構が備わったり、ハンドルに備わるスイッチ類の配線が組み込まれるなど複雑な構造となっています。

ステアリングシャフトの故障の原因

ステアリングシャフトは、スムーズに回転させることができるようにベアリング(軸受け)を介して車体側に固定されています。異音やガタが発生するのはそのベアリング部で、使用による摺動部(動的な接触部)の摩耗が原因です。クルマを運転している間は常に動く部分なので、走行距離が増えるほど摩耗は増えていきます。そのため不具合が発生するのは10万キロ以上の過走行のクルマが多くなります。

ステアリングシャフトの故障の修理内容と費用相場

ステアリングシャフトの不具合はベアリングを新しいものに交換すれば修理できそうですが、前述のとおり現在のクルマのステアリングシャフトは複雑な構造となっているためベアリングのみ交換というは事実上不可能です。そのため、ステアリングシャフトを本体(ASSY・アッセンブリー)交換することになります。 (坪内英樹)

費用相場 Case1

パワステ装置修理の交換パーツが「ステアリングシャフト」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に35,120円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:35,120 円

(16,990 円~221,350 円)

平均:28,090 円

(14,160 円~177,080 円)

交換パーツ ステアリングシャフト

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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