異音 原因を解決する方法
POINT
- 電動パワーステアリングを制御するコントロールユニットに異常があると、正しい制御ができずにうなり音が発生することがある。修理費用は平均で7万円〜8万円程度。
- ステアリングギアボックスに不具合がある場合、「ゴリッ」「ガタッ」といった引っかかりのあるような音が発生することがある。費用は本体(ASSY)交換で14万円〜15万円程度。
- タイロットエンド、油圧式パワーステアリングのパワステポンプ、ステアリングコラムなどの不具合も異音の原因に。
コントロールユニットに異常が現れるとうなり音が発生
ステアリングから異音が発生する場合、まず考えられるのがステアリングコントロールユニットの不具合です。
現在、多くのクルマは電動モーターを使ってステアリングの操舵をアシストする電動パワステが主流。電動パワステは操舵力を段階的に変えられたり、レーン・キープ・アシストなどが可能になるなど、制御の幅が油圧式に比べて高いことがメリットです。
電動パワステのコントロールユニットに不具合が出ると正しく制御が行えず、ステアリング部分からうなり音のような異音が発生することがあります。
車載式故障診断装置を使ってステアリングコントロールユニットに異常が見つかった場合、ユニットを本体(一式)交換することになります。修理費用は平均すると工賃込みで7万円〜8万円程度必要になります。
ステアリングギアボックスに不具合があると異音や振動が発生
ステアリング(ハンドル)を回してクルマの向きを変えるために、ステアリングギアボックスは重要な役割を果たしています。
ステアリングギアボックスはステアリング操作によって生み出されたステアリングシャフトが回転する力をギアで増幅する機構。現在、ほとんどのクルマではラック&ピニオン式という構造が採用されています。
ステアリングギアボックスに不具合があると、ステアリングを切った時に「ゴリッ」「ガタッ」などの異音が出ることがあります。また、異音以外に不自然な振動がステアリングに伝わってくることも多くなります。
ステアリングギアボックスを本体(ASSY)交換すると、修理費用は平均で14万円〜15万円程度必要になります。
他にもタイロットエンド、油圧式パワーステアリングのパワステポンプ、ステアリングコラムに不具合が出た場合なども、ステアリングから異音が発生することがあります。
パワステ装置の不具合は重大事故の要因にも!?
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