ブレーキホイールシリンダーの故障の症状・原因・修理内容

よくある度:

星2

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

ブレーキホイールシリンダーの故障とは?

ブレーキホイールシリンダーが不具合を起こすと、オイル漏れやにじみが発生し、適切な油圧がかからずブレーキの効きが悪くなり危険です。ブレーキホイールシリンダーは主に軽自動車や一部のコンパクトカーのリアに採用されている油圧式ドラムブレーキを構成する部品のひとつで、バックプレートの内側に装着され、ブレーキシューの間に備わります。形状は円筒形をしており、両端にはゴム製のダストシール、内部には油圧を調整するピストンが入っています。ブレーキペダルを踏むとブレーキホイールシリンダー内のピストンがブレーキペダルを加圧し、ドラムにブレーキライニングが押し付けられることで制動力が発生します。ブレーキホイールシリンダーは寿命や交換時期に指定はありませんが、4〜6年ごとの点検とメンテナンスが必要になります。

ブレーキホイールシリンダーの故障の原因

ブレーキホイールシリンダーの不具合の原因は両端にあるダストシールの劣化です。それによってフルード漏れを起こすほか、内部に水分やゴミが入り込むことでピストンが腐食。固着を引き起こし、ブレーキの機能を低下させます。

ブレーキホイールシリンダーの故障の修理内容と費用相場

不具合が軽度の場合にはダストシールを新品に交換し、ピストンを清掃あるいは新品に交換すれば修理は完了します。しかし、ピストンの汚れがひどく、固着を引き起こした場合には本体(一式)交換が必要になります。

費用相場 Case1

ブレーキ修理の交換パーツが「ブレーキホイールシリンダー」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に16,390円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:16,390 円

(11,510 円~50,640 円)

平均:13,110 円

(9,590 円~40,510 円)

交換パーツ ブレーキホイールシリンダー

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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