オイルパンガスケット故障の症状・原因・修理内容
よくある度：
オイルパンガスケット故障とは？
オイルパンガスケットに不具合があると、エンジンオイルの漏れや滲みが発生します。オイルパンは、エンジン各部を循環するオイルを受け止めるトレーのようなものです。オイルパンには窪みがあり、そこにオイルポンプに繋がる吸い口（ストレーナー）が配置されていて、オイルパンで受け止めたオイルを再びエンジン各部に圧送しています。そんな役割を果たすオイルパンとエンジンブロックの間の微細な隙間を埋めて、オイルを堰き止める役割を果たしているのがオイルパンガスケットとなります。
オイルパンガスケット故障の原因
オイルパンからのオイル漏れは、合わせ面から発生することがほとんどです。合わせ面にはシール性も耐久性も高い液体ガスケット（液体シール）が、現在では多くのエンジンで用いられています。しかし液体ガスケットもシール材の経年劣化の他、オイルパンをぶつけるなど衝撃が加わることでシール性を失い、漏れが発生してしまいます。
オイルパンガスケット故障の修理内容と費用相場
オイルパンからのオイル漏れ修理は、オイルパンを取り外し、旧液体ガスケットを除去後、新たな液体ガスケットを合わせ面に塗布して組み付けるという作業内容となります。ただし多くの車種で、オイルパン下にエンジンメンバーがあり、オイルパンを外すためにはエンジンを持ち上げたりメンバーを外すといった手間の掛かる作業が伴います。
費用相場 Case1
エンジン修理の交換パーツが「オイルパンガスケット」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に27,970円の費用が掛かります。
| 一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
|---|---|---|
| 金額 |
平均：27,970 円 (14,000 円～205,180 円) |
平均：19,580 円 (9,800 円～143,630 円) |
| 交換パーツ | オイルパンガスケット | |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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