レリーズベアリングの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
レリーズベアリングの故障とは?
レリーズベアリングはMT車のクラッチの中心部に装着されるボールベアリング(玉軸受け)のことで、クラッチカバーのダイヤフラムスプリングの爪を引き上げることで動力の接続・遮断を行う部品のことです。MT車に備わるクラッチは、発進・停止・変速時にエンジンの動力を伝達・遮断する装置で、クラッチディスク、クラッチカバー、レリーズベアリングといったパーツで構成され、いずれも円盤形をしています。レリーズベアリングが不具合を起こすと、クラッチが滑ったり切れなかったり、クラッチペダルが振動したりします。また「キュキュッ」という異音が発生するなどの症状が現れ、最悪の場合走行できなくなります。レリーズベアリングの寿命は運転技術や乗り方によりますが、おおむね10万km程度となります。
レリーズベアリングの故障の原因
「フレーキング」と呼ばれる、ベアリング内部の内側と外側のボールの軌道面や転勤面の表面が、うろこ状に剥がれ落ちる現象を起こしたり、内部の金属のボールが焼き付きや摩耗を起こしたりすると不具合の原因となります。
レリーズベアリングの故障の修理内容と費用相場
クラッチディスク、クラッチカバー、レリーズベアリングのいずれかが不具合を生じた場合、工賃が割安になることもあり予防整備を兼ねて3点とも同時に交換するケースが多いようです。 (山崎 龍)
費用相場 Case1
トランスミッション修理の交換パーツが「レリーズベアリング」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に62,380円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:62,380 円 (69,000 円~162,960 円) |
平均:49,900 円 (57,500 円~130,370 円) |
交換パーツ | レリーズベアリング |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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