インジェクションパイプの故障の症状・原因・修理内容

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

インジェクションパイプの故障とは?

インジェクションパイプに不具合があると、エンストする、燃料臭い、エンジンが不調になる、エンジンから振動が発生する、警告灯が点灯するなどの症状が現れます。インジェクションを和訳すると注入、噴射を意味し、自動車の場合は燃料をエンジンに供給するシステム、フューエルインジェクションを意味します。各シリンダーに燃料供給する金属製パイプを示します。

インジェクションパイプの故障の原因

インジェクションパイプの接続部のシール不良や、パイプ部の金属疲労などによる損傷などで燃料漏れが発生することが、上記の症状の原因となります。インジェクターパイプからの漏れがあると燃料の噴射圧力が低下してしまうため、そのシリンダーは正常な燃焼が行われず、エンストや振動が発生するなど、エンジンが不調となるのです。

インジェクションパイプの故障の修理内容と費用相場

インジェクションパイプ接続部の締め付けが緩み燃料漏れが発生している場合であれば、増し締めで修理できることもあります。しかし非常に高圧となった燃料が通るパイプとなるので、基本的には新品部品への交換となります。車両火災に繋がる危険性が高い部分なので、新品の部品を用いてしっかりと修理してもらうのがベストでしょう。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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