ブレーキキャリパー本体(一式)故障の症状・原因・修理内容

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

ブレーキキャリパー本体(一式)故障とは?

ブレーキキャリパーASSY(アッセンブリー:複数のパーツが一式組み上がった状態のもの)が不具合を起こすと、ブレーキパッドが引きずりを起こして効きが悪くなります。キャリパーからブレーキオイル漏れ(ブレーキフルード漏れ)やにじみが起こります。また、ブレーキ警告灯が点灯することもあります。ディスクブレーキはブレーキキャリパーに組み込まれたブレーキパッドを車輪と共に回転するディスクローターに、ブレーキピストンで両側から押しつけることで制動力を発生させるブレーキシステムです。ブレーキキャリパーはブレーキピストンを押し出し、ブレーキパッドをディスクローターに押し当てて摩擦力を発生させます。形状は扇型をしており、キャリパーの中にはブレーキピストンとピストンシール、ダストブーツ、ブレーキパッド が収まります。ブレーキキャリパーの寿命の規定はとくにありませんが、10万km程度でオーバーホールが必要となります。

ブレーキキャリパー本体(一式)故障の原因

ブレーキキャリパーの故障で最も多いのがキャリパーの固着です。汚れや錆などがブレーキピストンに付着すると動きが悪くなり、最悪のケースではピストンが戻らなくなって、常にブレーキが効いた状態になります。

ブレーキキャリパー本体(一式)故障の修理内容と費用相場

ブレーキキャリパーが固着した場合は整備工場でのオーバーホールが必要となります。作業内容はピストンシールやダストブーツは新品に交換し、ブレーキピストンを掃除、もしくは新品への交換を行います。

費用相場 Case1

ブレーキ修理の交換パーツが「ブレーキキャリパーASSY」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に40,710円の費用が掛かります。

一般パーツ利用 カープレミアパーツ利用
金額

平均:40,710 円

(25,920 円~515,900 円)

平均:28,490 円

(18,150 円~361,130 円)

交換パーツ ブレーキキャリパーASSY

※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。

※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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