運転席エアバックの故障の症状・原因・修理内容
よくある度：
運転席エアバックの故障とは？
運転席エアバッグとは、正式には運転席用SRSエアバッグシステムといい、衝突などで車両前方から強い衝撃を受けるとセンサーがそれを検知し、コントロールユニットを介してステアリングホイール中央のホーンパッドに仕込まれたエアバッグが瞬時に膨らむことで、ドライバーの頭部・胸部に掛かる衝撃を緩和する乗員保護装置のことです。運転席エアバッグに不具合があると、エアバッグの警告灯が点灯することがあります。 運転席エアバッグが事故時に展開する仕組みは、ステアリングの取り付け基部にインフレーターと呼ばれるエアバッグを膨らむ装置が内蔵されており、車両前方の衝撃センサーや車体のフロア加速度センサーが事故を検知して、ガス発生装置に自動でスイッチが入ることでガス発生器に点火し、発生した窒素ガスによって0.03秒という非常に短い時間でエアバッグを膨らませます。 エアバッグの寿命は、製造メーカーは「製造後10〜15年」としているケースが多く、古くなったエアバッグはインフレーターを交換することを推奨していますが、事故時にエアバッグが機能しない可能性があるというだけで運転に支障がないこともあり、現実には事故以外での交換は稀です。
運転席エアバックの故障の原因
運転席エアバッグが原因でエアバッグ警告灯が点灯する原因は、エアバッグの通電回路やハーネスの異常、電気系のトラブル、バッテリーの電圧低下が考えられます。
運転席エアバックの故障の修理内容と費用相場
バッテリーの電圧低下が運転席エアバッグ不具合の原因となった場合は、新品のバッテリーに交換することで症状が改善されることがあります。 エアバッグの通電回路やハーネスの異常、電気系のトラブルが原因の場合は、ディーラーや整備工場に点検・整備を依頼し、必要に応じて故障箇所の修理を行います。 運転席エアバッグの故障は部品と交換工賃を合わせた修理費用は15〜50万円と高価です。 （山崎 龍）
費用相場 Case1
乗員保護装置修理の交換パーツが「運転席エアバック」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に58,170円の費用が掛かります。
| 一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
|---|---|---|
| 金額 |
平均：58,170 円 (39,970 円～79,120 円) |
平均：46,530 円 (31,980 円～63,290 円) |
| 交換パーツ | 運転席エアバック | |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
費用相場 Case2
乗員保護装置修理の交換パーツが「運転席エアバック、エアバッグコントロールユニット」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に87,410円の費用が掛かります。
| 一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
|---|---|---|
| 金額 |
平均：87,410 円 (49,110 円～144,570 円) |
平均：69,920 円 (39,600 円～115,660 円) |
| 交換パーツ | 運転席エアバック、エアバッグコントロールユニット | |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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