メカトロニックユニットの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
メカトロニックユニットの故障とは?
トランスミッション・メカトロニックが不具合を起こすと「ガガガ」という異音が発生し、スムーズに変速しなくなったり、変速ショックが大きくなったりして、ミッション系の警告灯が点灯することがあります。 トランスミッション・メカトロニックとは、ATのアウトプットシャフトセンサーや油圧センサー、各ギアのポジション、クラッチコントロールなどを検知してトランスミッションの変速制御を行う機器です。 メカトロニックユニットとは、油圧を制御するATバルブボディと油温センサーやギアポジションセンサーなど制御を行うコンピューター基盤が一体になったパーツで、AT本体の中に内蔵されています。 メカトロニックユニットの寿命は車種や使用状況によっても異なりますが、一般的に10万km以上は使用できます。
メカトロニックユニットの故障の原因
メカトロニックユニットは走行距離が増えると徐々にATフルードの流入通路にスラッジが溜まって行き、シフトショックの増大や誤作動を引き起こす原因となります。
メカトロニックユニットの故障の修理内容と費用相場
深刻な不具合が発生した場合には、メカトロニックユニットのオーバーホール、もしくは新品への本体(ASSY・アッセンブリー:複数のパーツが組み上がった状態で交換するパーツ)交換が必要になります。 メカトロニックユニットは定期的なATフルードの交換を行うことでトラブルを未然に防ぐ可能性が高くなります。ただし7?8万キロ以上、無交換の場合は逆に流れ出したスラッジなどが詰まるなどのトラブルを引き起こす可能性もあります。整備工場などに相談をした方が良いでしょう。 (山崎 龍)
費用相場 Case1
トランスミッション修理の交換パーツが「メカトロニックユニット」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に147,660円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
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金額 |
平均:147,660 円 (147,680 円~792,590 円) |
平均:118,130 円 (123,060 円~634,080 円) |
交換パーツ | メカトロニックユニット |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
メカトロニックユニットの故障は重大事故の要因にも!?
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