ブレーキホース・チューブの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
ブレーキホース・チューブの故障とは?
ブレーキホース・チューブとは、ブレーキオイルを各車輪に設置されたブレーキキャリパーやホイールシリンダーに送るためのパーツです。ブレーキホース・チューブに不具合があると、ブレーキオイル(ブレーキフルード )の漏れやにじみ、クラッチホースからのオイル漏れやにじみ、ブレーキの効きが悪くなどの症状が現れます。 ブレーキペダルを踏むと油圧によりキャリパー内のブレーキピストンが動くことで、ブレーキパッドがディスクローターに押し付けられて制動力を生み出します。ブレーキホース・チューブはマスターシリンダーとブレーキキャリパーやホイールシリンダーを繋ぎ、油圧を伝達する役割が与えられています。 ブレーキホース・チューブの形状は取り付け金具を末端に装着したチューブ状のパーツで、その構造はオイルの通り道となる耐油ゴムチューブを覆うように金属製の補強糸で編まれた保護フレーム、さらに外皮となるゴム製の保護チューブが巻かれた構造になっています。 また、一部のスポーツカー用や社外品の中には、耐久性やブレーキフィールに優れたステンレスメッシュホースを使用したブレーキホース・チューブもあり、そうした製品はオイルの通り道にPTFチューブ、保護フレームにステンレスメッシュ糸で編み込まれた強化フレーム、外皮にPVC強化ビニール樹脂を使用しています。 ブレーキホース・チューブの寿命は、おおよそ5〜7年程度とされています。
ブレーキホース・チューブの故障の原因
ブレーキホース・チューブはゴムや樹脂などを使用しているため、長期間使用していると熱や紫外線の影響で徐々に劣化し、亀裂やチューブの破断が発生してその部分からブレーキオイルが漏れ出します。
ブレーキホース・チューブの故障の修理内容と費用相場
不具合を起こしたブレーキホース・チューブは修理ができないため、新品に交換修理します。 (山崎 龍)
費用相場 Case1
ブレーキ修理の交換パーツが「ブレーキホース・チューブ」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に17,940円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:17,940 円 (9,680 円~59,930 円) |
平均:14,350 円 (7,740 円~47,940 円) |
交換パーツ | ブレーキホース・チューブ |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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