ブレーキフルード故障の症状・原因・修理内容

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

ブレーキフルード故障とは?

ブレーキフルードが不具合を起こすと、オイル漏れやにじみ、異音が発生し、ペダルの反応が悪くなってブレーキが効かなくなります。また、ブレーキ警告灯が点灯することがあります。ブレーキフルードは空気中の水分を少しずつ吸収し、徐々に劣化して行きます。ブレーキフルードにはグリコール系、シリコン系、鉱物油の3種類があり、これらを混ぜて使用することはできません。また、ブレーキフルードにはDOT3、DOT4、DOT5、DOT5.1の4種類があり、数字が高いほどブレーキフルードの沸点が高くなり、高性能なものとなります。寿命は1〜2年もしくは1〜2万kmごとになります。

ブレーキフルード故障の原因

新しいブレーキフルードは無色透明、もしくは薄黄色をしていますが、劣化が進むと次第に茶色へと変色して行きます。通常の使用ではリザーバータンクのMIN(下限)を割ることはありませんが、もし下回っている場合にはブレーキ系のいずれかから液漏れを起こしている可能性があります。

ブレーキフルード故障の修理内容と費用相場

エンジンルーム内にあるリザーバータンクをチェックして茶色に変色していたらすぐに交換、液量が少なくなっていたら継ぎ足します。交換はメーカー指定のサイクルで、定められたブレーキフルードに交換します。一般的には車検ごとに整備工場で交換してもらいます。

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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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