吹き出し口がグラグラする 原因を解決する方法
POINT
- 吹き出し口にあるルーバーを固定する軸が破損するとグラグラする。
- 原因はドリンクホルダーなどに強い力がかかったこと。
- 吹き出し口を交換して対応。簡単に外せる車種なら数千円で直るが、作業が大掛かりなら数万円の修理費用になる。
吹き出し口に無理な力がかかると軸が折れることも
インパネに設置されたエアコン吹き出し口は、プラスチック製のルーバーによって風向きを調整したり、風を出なくしたりできるようになっています。吹き出し口にはいろいろな形状がありますが、四角いタイプは左右についた軸でインパネに固定されているものが多くなります。
吹き出し口にスマートフォンホルダーやドリンクホルダーをつけている場合、ものを置く際に無理な力をかけてしまって軸の部分を折ってしまうことがあります。また、車内でくつろいでいるときなどに子どもがエアコン吹き出し口を足で蹴ってしまったりして、グラグラするようになることもあるようです。
少しぐらついているだけならエアコンを使う上で大きな支障はありませんが、ぐらつきがひどいと異音がしたり、吹き出し口が勝手に動いたりして風を送りたい方向に送れなくなることもあります。ビニールテープやゴム板などを使ってDIYで修理する人もいますが、自信がない人は修理工場に作業を依頼してください。
吹き出し口を新しい部品に交換。パネルなども外す場合工賃が高くなる
修理工場では吹き出し口を一式(ASSY)で新しいものに交換する作業を行います。普通の吹き出し口であれば部品代込み1か所5000円程度で修理できるはずです。
やっかいなのは吹き出し口が簡単に取り外せない構造の車種。通常は壊れることが想定されていない部位なので、最近では交換する際に周囲のパネルやメーターフードを外したり、エアバッグ解除などが必要になる車種もあるようです。
作業が大掛かりになると、その分の工賃が発生します。吹き出し口を簡単に外すことができない高級車では部品代と工賃で2万?3万円程度かかることもあるようです。
(高橋 満)
エアコンの不具合は重大事故の要因にも!?
技術力の高い修理工場に早めに修理を依頼しておくことで、
結果として安く済む可能性が高いです。
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