バニティミラーランプつかない 原因を解決する方法
POINT
- 最近のクルマはバニティミラーランプをサンバイザーの裏側に備えることが多い
- バルブの球切れが原因でなければ、バニティミラーランプが点かなくなるのはサンバイザー内の配線故障が疑われる
- バニティミラーランプを備えたサンバイザーの故障は新品に本体(ASSY)交換で対応することになる
【原因】バニティミラーランプが点かなくなる原因は?
バニティミラーランプが点かないのは、ランプの球切れや配線の接触不良、サンバイザーの不具合が主な原因となります。バニティミラーランプとは、バニティミラー用の照明のことで、運転席に備わる(助手席にも備わる車種があります)バニティミラーにアクセスすると自動で点灯します。サンバイザーとは、運転席と助手席の頭上、ルーフトリムの近くに備わる日除けのことです。
昔の軽自動車や小型車、商用車には助手席用サンバイザーが装備されないものがあり、現行車でも競技車両やホモロゲーションモデルの中には、ロールケージ装着のためサンバーザーが撤去もしくは販売当初から備わらない車種があります。
サンバイザーは太陽光が眩しいときに前方倒し、必要に応じて好みの角度に調整して使用します。サンバイザーを倒したときに現れる小さな鏡がバニティミラーで、最近のクルマではミラーカバーが備わる車種もあります。
バニティミラーは夜間でも使用できるように専用の照明(バニティミラーランプ)を備えたものが多く、コンパクトカーから中級車の場合はルーフトリムに、高級車の場合はサンバイザーの裏側にあるバニティミラーの左右に装着されることが多いようです。
バニティミラーランプは、ミラーカバーを備えたクルマに装着されることが多く、カバーを開けると自動で点灯します。
【解決方法】バニティミラーランプを内蔵したサンバイザーは新品パーツで本体(ASSY)交換して修理する
バニティミラーランプが点かなくなったときに、最初に疑われるのがバルブの球切れですが、バルブを交換しても不具合が解消されないときは照明の故障が疑われます。
コンパクトカーから中級車までは、照明の製造コストの兼ね合いからルーフトリムにバニティミラーランプが備えるものが多く、この構造では、ランプが点かなくなる不具合はまれです。
しかし、高級車に多いサンバイザーの裏側にバニティミラーランプが備わる車種は、照明が正面から顔を照らしてくれるというメリットがある反面、可動部分に照明が設置されていることから乱暴な使い方を繰り返すと、ワイヤーハーネスの断線や接触不良を起こす恐れがあります。このような不具合を起こした場合は、サンバイザーごと本体(ASSY=アッセンブリー:複数のパーツが一式組み上がった状態で交換するパーツ)交換が必要となります。車種によっても異なりますが、部品代と工賃を合わせた修理代は、おおむね1万円以上となります。
(山崎 龍)
その他内装の不具合は重大事故の要因にも!?
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