エアコンコントロールユニットの故障の症状・原因・修理内容

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

エアコンコントロールユニットの故障とは?

エアコンコントロールユニットに不具合があると、風が出ない、温度調節が利かない、操作パネルが起動しない、スイッチ類の操作が利かない、オート設定が勝手に解除される、助手席側の風が出ない、後席のエアコン操作が利かない、勝手にオフになる、リアデフォッガがオンにならない、警告灯が点灯するなどの症状が発症します。エアコンを操作する、言わば頭脳となるのがエアコンコントロールユニット。この部分に不具合が発生すると、エアコンのさまざまな機能に支障が発生してしまいます。

エアコンコントロールユニットの故障の原因

エアコンコントロールユニットは、非常にシンプルなタイプであればアナログのスイッチ式になります。ただ、昨今のモデルはタッチパネルを用いるなど、スマートフォンやタブレットと同じ感覚で操作するものが増えています。アナログのスイッチ式であれば、スイッチ部の破損や接点の焼き付きなど明確な原因が判明しますが、タッチパネル式などは電気回路や画面など構造が複雑で、不具合の原因はエアコンコントロールパネルの内部ということ以上に掘り下げることは困難です。

エアコンコントロールユニットの故障の修理内容と費用相場

修理は、アナログスイッチ式であれば、不具合の元となっている部分をピンポイントで交換できる場合もあります(部品の設定があれば)。タッチパネル式など複雑なもの、そうでなくても昨今の新しい車種の場合はモジュール化されており、エアコンコントロールユニット一式を本体(ASSY)交換するという修理が行われます。 (坪内英樹)

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この記事の監修

柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員
一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

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