サーミスタの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
サーミスタの故障とは?
サーミスタは温度センサーのことです。温度の変化に対して大きく抵抗値が変化する電子部品で、その抵抗値の変化を利用して温度センサーとして用いられます。その測定範囲は-50?150℃なることから、カーエアコンでは特に外気温センサーとして多く用いられています。サーミスタで測定した気温はエアコンの制御に用いられるほか、メーターなどに表示される外気温計の数値もサーミスタで測定したものとなります。サーミスタの不具合によりエアコンから冷気が出ない時は、サーミスタが正しい温度を測定できなくなっているので、外気温度の表示にも狂いが生じていることがあります。
サーミスタの故障の原因
サーミスタは、経年劣化により本来の性能が発揮できなくなります。これによりサーミスタから送られる電流値が本来の温度で送られるべき電流値と異なり、本来であればエアコンを作動させる必要のある気温なのにエアコンが冷やすのを止めてしまいます。これがサーミスタの不具合によるエアコンが冷えないメカニズムとなります。
サーミスタの故障の修理内容と費用相場
エアコンが冷えない原因がサーミスタの経年劣化であると確認できた場合は、サーミスタの交換となります。サーミスタの交換自体はそれほど難しくはないのですが、エアコンが効かない原因がサーミスタと断定するまでの確認作業が必須で、これに多くの時間と手間を要します。工賃自体はそれほど高くなることはありませんが、時間をある程度要することを心得ておきましょう。 (坪内英樹)
費用相場 Case1
エアコン修理の交換パーツが「サーミスタ」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に6,460円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:6,460 円 (2,890 円~23,000 円) |
平均:5,170 円 (2,310 円~18,400 円) |
交換パーツ | サーミスタ |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
費用相場 Case2
エアコン修理の交換パーツが「エアコンエバポレーター、サーミスタ」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に78,130円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:78,130 円 (42,590 円~274,930 円) |
平均:62,500 円 (34,070 円~219,940 円) |
交換パーツ | エアコンエバポレーター、サーミスタ |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
この修理ができる工場を探す
※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
サーミスタの故障は重大事故の要因にも!?
技術力の高い修理工場に早めに修理を依頼しておくことで、
結果として安く済む可能性が高いです。
カープレミアガレージは東証プライム上場企業のプレミア
グループが厳しい基準で加入している安心できるお店です。