ブレーキキャリパー本体(一式)の故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
ブレーキキャリパー本体(一式)の故障とは?
ブレーキキャリパーASSY(アッセンブリー:複数のパーツが一式組み上がった状態のもの)が不具合を起こすと、ブレーキパッドが引きずりを起こして効きが悪くなります。キャリパーからブレーキオイル漏れ(ブレーキフルード漏れ)やにじみが起こります。また、ブレーキ警告灯が点灯することもあります。ディスクブレーキはブレーキキャリパーに組み込まれたブレーキパッドを車輪と共に回転するディスクローターに、ブレーキピストンで両側から押しつけることで制動力を発生させるブレーキシステムです。ブレーキキャリパーはブレーキピストンを押し出し、ブレーキパッドをディスクローターに押し当てて摩擦力を発生させます。形状は扇型をしており、キャリパーの中にはブレーキピストンとピストンシール、ダストブーツ、ブレーキパッド が収まります。ブレーキキャリパーの寿命の規定はとくにありませんが、10万km程度でオーバーホールが必要となります。
ブレーキキャリパー本体(一式)の故障の原因
ブレーキキャリパーの故障で最も多いのがキャリパーの固着です。汚れや錆などがブレーキピストンに付着すると動きが悪くなり、最悪のケースではピストンが戻らなくなって、常にブレーキが効いた状態になります。
ブレーキキャリパー本体(一式)の故障の修理内容と費用相場
ブレーキキャリパーが固着した場合は整備工場でのオーバーホールが必要となります。作業内容はピストンシールやダストブーツは新品に交換し、ブレーキピストンを掃除、もしくは新品への交換を行います。
費用相場 Case1
ブレーキ修理の交換パーツが「ブレーキキャリパーASSY」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に40,710円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:40,710 円 (25,920 円~515,900 円) |
平均:28,490 円 (18,150 円~361,130 円) |
交換パーツ | ブレーキキャリパーASSY |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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