CVT本体(一式)の故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
CVT本体(一式)の故障とは?
CVT ASSY(アッセンブリー:複数の部品が一式組み合わせられた状態のもの)が故障すると、変速ショックが大きくなり、ガラガラやゴロゴロという振動と加速不良(加速時に振動する、加速が悪くなるなど)、異音(ウィーンといううなり音)、走行中に失速するなどの症状が現れます。そして、最終的にはアクセルを踏んでも後退はしても進まない、走行できない状態に陥りますが、警告灯の点灯により異常を知らせてくれます。CVTはエンジン系からの動力を適切な駆動力へと変換し、ドライブシャフトへと伝達するミッション系部品のひとつです。車体下部から見るとエンジンに接続されており、まゆ型の本体に補機部品を備えた複雑な形をしています。内部構造は対となるふたつのプーリーとそれらをつなぐ金属製ベルトで構成されており、プーリーの直径を変化させることで無段階に変速させます。寿命は車種や使用状況にもよりますが、国産車の場合はおおよそ10?20万km以上とされています。
CVT本体(一式)の故障の原因
CVT故障の原因はプーリーやベルトの摩耗、CVT内部のスターディングクラッチの消耗やディスク表面の汚れ、内部のオイルシールやパッキンガスケットの劣化によるオイル漏れ、内部の金属ベルトやギアなど原因は様々です。
CVT本体(一式)の故障の修理内容と費用相場
スターティングクラッチのディスク表面の汚れやCVTフルードの劣化は、新品のCVTフルードに交換し、CVT対応のオイル添加剤を注入することで症状が改善するケースがあります。しかし、CVTはデリケートかつ精密な機器であるため、分解修理ができる工場は非常に少なく、CVTを分解して整備士が原因を特定しても、修理費用は高額になり、修理にも時間がかかります。そのため上に挙げた整備で不具合が解消しない異音や滑り、作動不良のトラブルはCVT本体のASSY交換となります。
費用相場 Case1
トランスミッション修理の交換パーツが「CVTASSY」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に382,720円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:382,720 円 (332,690 円~1,017,070 円) |
平均:306,170 円 (266,150 円~813,660 円) |
交換パーツ | CVTASSY |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
費用相場 Case2
トランスミッション修理の交換パーツが「CVTASSY、CVTコントロールユニット」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に400,850円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:400,850 円 (338,150 円~1,060,050 円) |
平均:320,680 円 (270,700 円~848,040 円) |
交換パーツ | CVTASSY、CVTコントロールユニット |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
費用相場 Case3
トランスミッション修理の交換パーツが「CVTASSY、トルクコンバーター」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に440,760円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:440,760 円 (377,210 円~1,149,550 円) |
平均:352,610 円 (301,770 円~919,640 円) |
交換パーツ | CVTASSY、トルクコンバーター |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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