異音、振動(「ガラガラ、カンカン」という異音) 原因を解決する方法
POINT
- エンジン内部からの異音は重大な不具合の可能性が高い
- 「ガラガラ、カンカン」という異音はクランクシャフトベアリングの損傷や摩耗などが代表的な原因
- エンジン本体(ASSY)載せ替えとなるケースも多い
エンジン内部のクランクシャフトベアリングの損傷や摩耗による異音の可能性が高い
ガソリン車やハイブリッド車の動力源となるのがエンジン。エンジンの本体内部に不具合が発生するとエンスト、オイル消費の増大、オイルや冷却水の漏れや滲み、そしてエンジンが不動になる可能性まで、さまざまなトラブルを引き起こします。
エンジンの内部から「ガラガラ」や「カンカン」と異音が発生する場合は重大な不具合が発生している可能性があります。エンジン内部の不具合でそのような異音が発生するのはクランクシャフトベアリングの損傷や摩耗が代表的ですが、いずれにしろエンジン内部に原因があると考えられます。
エンジン内部からの異音は車から発せられた「SOS」である可能性が大です。なるべく早く販売店や整備工場などに車両の不具合を伝え、原因を特定してもらいましょう。
エンジン本体(ASSY)の修理・載せ替えの可能性も
エンジンからの異音についてプロの整備士がエンジン内部の構成部品によるものだと判明した場合は該当パーツの修理、もしくはエンジン載せ替えが必要となります。
クランクシャフトベアリングに損傷がある場合、エンジン内部の他の部品にもダメージがあることも多く、そのような場合、車種にもよりますがエンジン交換を選択する方が良いケースもあります。人気車種の場合はリビルト品が用意されていることもあるためです。
エンジン交換となると修理費用の相場は平均して40~50万円。ただ、車種により値段は大きく変わってきます。いずれにせよエンジン不具合による異音が発生する場合は費用が高額になることを覚悟しておきましょう。
(手束 毅)
エンジンの不具合は重大事故の要因にも!?
技術力の高い修理工場に早めに修理を依頼しておくことで、
結果として安く済む可能性が高いです。
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