異音(バック時の異音) 原因を解決する方法
POINT
- AT車がバックしたときに異音が発生したら、ATコントロールユニットの不具合を疑う。
- ATコントロールユニットとは、車速やアクセル操作に応じてコンピューターによってATの自動変速を行う電子制御装置のこと。不具合があるとシフトレバーをリバースに入れたときに異音が発生したり、ギアチェンジの不良などの誤作動を起こしたりする。
- バックしたときの異音は新品のATコントロールユニットに交換することで解消する
ATコントロールユニットの不具合
AT車のバック時にトランスミッションから異音が出たときは、ATコントロールユニットの故障が疑われます。
ATコントロールユニットとは、車速やアクセル操作に応じてコンピューターによってAT(オートマチック・トランスミッション)の自動変速を行う電子制御装置のことです。ATコントロールユニットの内部には、半導体チップやコンデンサー、DCコンバーターなどで構成された複雑な電子基板が存在しており、経年劣化で内部の電子パーツや基板、配線が故障するとシフトレバーをリバースに入れたときに異音が発生したり、ギアチェンジの不良などの誤作動を起こしたりします。
ATコントロールユニットの新品交換
AT車のシフトレバーをリバースに入れたときの異音がATコントロールユニットに原因があるときは、速やかに整備工場に入庫し、適切な修理を受ける必要があります。
ATコントロールユニットは整備工場で車体より取り外し、新品もしくは状態の良い中古品に、本体ごと一式交換するのが一般的です。輸入車や古い車などで新品パーツが欠品、入手が難しい場合は、ECU修理の専門業者を頼ることもあります。修理費用は車種によって異なり、1〜30万円と幅があります。
(山崎龍)
トランスミッションの不具合は重大事故の要因にも!?
技術力の高い修理工場に早めに修理を依頼しておくことで、
結果として安く済む可能性が高いです。
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