ドアが開かない 原因を解決する方法

記事監修:柴 健太郎

プレミアモビリティサービス株式会社 執行役員/一般財団法人日本技能研修機構(JATTO)理事

POINT

  • ドアが開かない原因にひとつは、ドアハンドル内部の経年劣化による破損。
  • 電動ドアの場合は、モーターなどの電装部品の可能性もある。
  • ドアハンドルの破損で機械的にドアが開かない場合は、新品部品への交換で不具合を解決できる。

電動ドアでなければ、アウトサイドハンドル(ドアノブ)が原因の可能性が高い

ドアが開かない原因は、アウトサイドハンドルやインサイドハンドルに不具合があることが考えられます。また電動の場合は、ドアを動かすモーターや、制御するコントロールユニットなどの電装品が原因となります。

ここではアウトサイドハンドル、インサイドハンドルが原因となる故障について解説します。

アウトサイドハンドル、インサイドハンドルというのは、いわゆる外側と内側のドアのオープナーのこと。内外ともに目に付く部品なので、表側はボディや内装のデザインに合わせた造形がなされています。対して裏側は、機能一辺倒なもので、ドアハンドルの動きをロッド(金属の細い棒)でドアロックに伝える構造となっています。

ドアが開かないという時は、ハンドル部の裏側のロッドとの接続部が、割れるなど破損していて、ハンドルの動きを伝えることができない状態になっていることがほとんどです。

破損したドアハンドルを新品部品に交換すれば開閉できるようになる

ドアが開かないという不具合は、アウトサイドハンドル、もしくはインサイドハンドルを新品に交換することで解決することができます。

ドアハンドルは内外装とも、樹脂製となっています。金属のロッドと接続する部分ももちろん樹脂製。樹脂は様々な形状を美しく、しかも低コストで作ることが可能ですが、金属ほどの耐久性がありません。経年劣化が生じるからです。大体どれくらいでダメになるという目安は特にありませんが、10年以上が経過した車両だと、そういった不具合の発生した車両が、ぽつりぽつりと見られるようになります。

交換作業は内張りを外して、ハンドル部を固定するボルトを外し、接続されるロッドやワイヤーを外して、新品部品と入れ替えます。部品さえあれば、1?2日で修理してもらえるはずです。その修理費用は3万?5万円ぐらいが目安となります。
(坪内英樹)

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柴 健太郎

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ドアが開かない の原因一覧

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※原因は症状から過去の事例を参考にしたもので、不具合の原因を断定するものではありません。
※修理内容は修理工場での作業事例を説明するもので自己修理を推奨するものではありません。

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  • アウトサイドハンドルの故障

    よくある度:

    星2
    • ドアが開かない

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