CVTフルード故障の症状・原因・修理内容
よくある度：
CVTフルード故障とは？
CVTフルード（CVTF）はCVTの潤滑と作動に用いる油脂類のことです。CVTフルードは新品の状態ではワインレッド（グリーン、オレンジもあります）色をしていますが、走行距離が伸びて劣化が進むと黒っぽく変色します。CVTフルードに不具合があると、加速が悪くなったり、CVTが滑る感じがしたり、異音が発生したりします。また、最悪の場合、走行ができなくなることもあり、警告灯が点灯することもあります。CVTフルードには車種ごとに指定粘度があり、メーカー指定のCVTフルードと異なった粘度のものを入れるとトラブルの原因となります。CVTフルードの交換を不要とする車種もありますが、おおよそ5〜10万kmごとの交換が推奨されています。
CVTフルード故障の原因
CVTフルードの劣化が進むと潤滑性能や粘度・温度特性を失い燃費の悪化やシフト操作の際にショックが生じます。そのまま放置しているとCVT内部にスラッジが溜まり、誤作動や故障の原因となります。
CVTフルード故障の修理内容と費用相場
整備工場でメーカー指定のCVTフルードに定期的に交換します。ただし、長期間CVTフルードを交換していない車両は、蓄積したスラッジが流れ出てCVTが故障するリスクなどもあります。自信のある方以外、交換は整備工場で行うようにしてください。 （山崎 龍）
費用相場 Case1
トランスミッション修理の交換パーツが「CVTフルード」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に10,420円の費用が掛かります。
| 一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
|---|---|---|
| 金額 |
平均：10,420 円 (4,480 円～46,820 円) |
平均：7,300 円 (3,140 円～32,770 円) |
| 交換パーツ | CVTフルード | |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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