エアミックスアクチュエーターの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
エアミックスアクチュエーターの故障とは?
セレナは、主に5代目のC27系(2016?2022年)で、また4代目のC26系(2010?2016年)でも、エアコンのエアミックスアクチュエーターの不具合により温度調節が効かなくなる不具合が発生することがあります。 エアミックスアクチュエーターは、エアコンの温度調整を行うための部品のひとつとなります。セダンや小型車などはダッシュボード内に設置されていますが、リアも独立して温度調節が可能なミニバンは、リアにもエアミックスアクチュエーターが組み込まれています。セレナの場合、このリアに装備されるエアミックスアクチュエーターが正常に機能しなくなることが多いです。 不具合が発生している場合、エアコンの設定温度を下げても、生暖かい風しか出てこないという状態になってしまいます。
エアミックスアクチュエーターの故障の原因
エアミックスアクチュエーターは、暖気と冷気の配分を決める仕切り板を、設定温度に合わせて動かす電気モーター駆動のアクチュエーター(駆動装置)です。セレナの場合、最低温度18度がエアミックスアクチュエーターの基準点となり、仕切り板を動かすリンクの角度が設定されていますが、その角度がズレてしまうことが原因で、本来の設定温度よりも高い風が吹き出してしまいます。
エアミックスアクチュエーターの故障の修理内容と費用相場
ダッシュボード内のエアミックスアクチュエーターを交換するとなると、比較的大掛かりな作業となりますが、リア用は車内後方の側面部にエアミックス機構が配置されているので、それと比べれば比較的簡単に作業できます。ラゲッジスペースの内装を剥がすことになるので、修理に出す際は、車内に積んだままの荷物などを降ろしておくことをおすすめします。 (坪内英樹)
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
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