オイルパンの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
オイルパンの故障とは?
オイルパンはエンジン内を潤滑するオイルの受け皿であり、オイルを溜めておく容器でもあります。またエンジン底部のカバーとしての役割も担っています。オイルパンに不具合があると、エンジンオイルの漏れや滲みといった症状が発生します。オイルパンからオイル漏れや滲みが発生する場合は、エンジンブロック(エンジン本体)との合わせ面のシール不良やオイルを抜くための出口となるオイルドレーン部の不具合、さらには走行中に路面にあった障害物とオイルパンが衝突し、オイルパン自体が破損して穴が開いてしまったことなどが考えられます。
オイルパンの故障の原因
障害物との衝突による破損以外の漏れは、主にガスケットやパッキンの不良が原因となります。エンジンブロックとオイルパンの合わせ面の間には液体ガスケット(ペースト状のシール材)がオイルを堰き止めています。経年劣化でシール性が保てなくなると、オイルが漏れ出してきます。ドレーン部はパッキンの再使用による漏れのほか、ドレーンプラグのネジ山が作業ミスで破壊され、ドレーンプラグをしっかり締め付けできないことによりオイル漏れが発生します。
オイルパンの故障の修理内容と費用相場
ドレーンプラグのパッキンに不具合がある場合を除くと、他はどれもオイルパンを取り外しての作業となります。そのため、エンジンを降ろす(持ち上げる)、サスペンションメンバーを外すといった大掛かりな作業を行うことがほとんどです。作業時間も掛かるので、工賃がかなり高額になってしまう可能性があります。オイルパンやオイルパンドレーンが破損している場合は交換する部品代も掛かります。 (坪内英樹)
費用相場 Case1
エンジン修理の交換パーツが「オイルパン」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に26,790円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:26,790 円 (12,500 円~202,920 円) |
平均:18,750 円 (8,750 円~142,050 円) |
交換パーツ | オイルパン |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
費用相場 Case2
エンジン修理の交換パーツが「オイルパン、オイルパンガスケット」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に49,680円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:49,680 円 (20,600 円~228,100 円) |
平均:34,780 円 (14,420 円~159,670 円) |
交換パーツ | オイルパン、オイルパンガスケット |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
この修理ができる工場を探す
※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
オイルパンの故障は重大事故の要因にも!?
技術力の高い修理工場に早めに修理を依頼しておくことで、
結果として安く済む可能性が高いです。
カープレミアガレージは東証プライム上場企業のプレミア
グループが厳しい基準で加入している安心できるお店です。