エアーポンプの故障の症状・原因・修理内容
よくある度:
エアーポンプの故障とは?
エアーポンプに不具合があるとエンジン系の警告灯が点灯することがあります。 エアーポンプとは、排気ガス浄化のためにガソリンエンジンの排出ガスに含まれる未燃焼の炭化水素(HC)を再びエンジンの燃焼室に戻して燃焼させるエアポンプ式の二次空気供給装置に備わる噴射ポンプのことです。エンジンの排気ポートやエキゾーストマニホールドなどの燃焼室に近い場所からインテークマニホールドのサージタンクへと噴射ポンプで送り込み、吸気と混ぜることでHCを燃焼させます。 エアーポンプの設置場所は車種によっても異なりますが、エアクリーナーボックスからシリンダーヘッドの間に備わることが多く、エアーポンプ本体は円筒形の筐体の中に回転することで空気を送り出すベーンが備わり、筐体の底部には駆動のための電気モーター、あるいはベルトプーリーが備わります。電動モーターで駆動するエアーポンプには、配管の途中にHCの逆流を防ぐためのチェックバルブが備わっています。 車種や運転環境によっても異なりますが、エアーポンプの寿命はおおよそ10年・10万kmは問題なく使用できるようです。
エアーポンプの故障の原因
電気モーターを使用したエアーポンプの故障は、内部のブラシが摩耗することによる動作不良や電気の供給を受けるカプラー部分の接触不良が考えられます。ベルトプーリーを使用したエアーポンプの故障は、経年劣化によるベルト切れやベアリングの摩耗が考えられます。
エアーポンプの故障の修理内容と費用相場
電気モーターを使用したエアーポンプの故障原因が接触不良にある場合は、カプラーや配線を点検・清掃・接点の回復をすることで不具合が解消されるケースがあります。それで症状が改善されない場合やモーター本体が不具合を起こしている場合には、新品にASSY(アッセンブリー:複数のパーツが組み上がった状態で一式交換するパーツ)交換します。ベルトプーリーを使用したエアーポンプの故障は、不具合箇所のパーツを交換、もしくはASSY交換で対応します。
費用相場 Case1
エンジン修理の交換パーツが「エアーポンプ」の場合には、一般パーツ利用をして、平均的に66,450円の費用が掛かります。
一般パーツ利用 | カープレミアパーツ利用 | |
---|---|---|
金額 |
平均:66,450 円 (39,420 円~194,600 円) |
平均:42,680 円 (27,590 円~67,210 円) |
交換パーツ | エアーポンプ |
※費用相場は部品代に工賃等を含んだ最終的な金額の目安です。
※クルマの状態により最終的な金額は異なる場合があります。
※交換した部品数によってケースを分けて表示しています。
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※実際の点検で原因が異なると費用が発生する可能性があります。
エアーポンプの故障は重大事故の要因にも!?
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