シートヒーター(クーラー)が効かない 原因を解決する方法
POINT
- シートヒーターやシートクーラーが効かないときは、シートヒーター
- クーラースイッチ、シートクーラー
- シートヒーターエレメント、シート本体の不具合が疑われる
- シートヒーター
- クーラースイッチの不具合は、配線やスイッチの接点の点検清掃で直らない場合は新品ASSY交換
- シートクーラー
- シートヒーターエレメントの不具合は新品ASSY交換
- シートクーラー
- シートヒーターエレメントが補修パーツとして用意されていない車種はシートASSY交換
【原因】シートヒーターやシートクーラーの不具合の原因は?
シートヒーターやシートクーラーが効かないのは、シートヒーター・クーラースイッチ、シートクーラー・シートヒーターエレメント、シート本体の不具合が主な原因となります。
シートヒーターとは、シートに装備される暖房装置で、シート表皮とシートクッションの間に電気式のヒーターユニットが内蔵されています。シートクーラーとは、シートに装備される冷風装置で、シートに内の送風ファンでシート部から冷却するタイプと、シートに内の吸気ファンでシート表皮とシートクッションの間に溜まった熱を放出するタイプの2種類が存在します。
シートヒーター、シートクーラーは基本的に高級車や上級グレードに装備される快適装備で、コストの兼ね合いから軽自動車やコンパクトカーでの採用例は少ないようです。
シートヒーター・クーラースイッチとは、シートヒーター・クーラーを操作するためのスイッチで、車種によってスイッチの配置やデザイン、操作方法などは異なりますが、一般的にはコンソールパネル内にプッシュボタン式スイッチで配されることが多いようです。シートクーラー・シートヒーターエレメントとは、シートクーラーのファンユニットやシートヒーターの電熱装置を差します。
【解決方法】シートヒーターやシートクーラーの故障はASSY交換で修理となる
シートヒーター・クーラースイッチの不具合からシートヒーターやシートクーラーが効かない場合は、接続カプラーやコネクターの不具合、配線の断線、スイッチの接触不良が疑われます。それらを点検し、配線や接点に異常が見つかった場合は不具合箇所の修理で対応しますが、問題が解決しない場合には新品パーツへの交換が必要になります。
シートヒーター・クーラーは高級車に多い装備だけに部品代は4万円以上と高価で(車種によっても異なります)、工賃と合わせた修理代は5万円以上になります。
シートクーラー・シートヒーターエレメントの不具合からシートヒーターやクーラーが効かない場合は、車種ごとの専用パーツということもあり、修理は新品のシートクーラー・ヒーターエレメントへのASSY(アッセンブリー:複数のパーツが一式組み上がった状態で交換するパーツ)交換となります。
車種によっても異なりますが、部品代と工賃を合わせた修理費用は6万円以上/1脚とこちらも高価です。輸入車の中にはシートクーラー・シートヒーターエレメントが補修パーツとして設定されていないケースもあり、その場合は新品シートのASSY交換となります。その場合は部品代と工賃を合わせた修理費用は8万円以上/1脚になります。
シートの不具合は重大事故の要因にも!?
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